今年から、裏開催の競馬場で障害レースが1日2レース組まれる場合があります。

私も長年競馬を見ていますが、このように障害レースが1日2レース行われた記憶がないため、TARGETで調べてみました。
レース検索をクリック

コースを「障害」で絞込

確定着順は「全」をクリックして着順による絞り込みは行わず、「人気範囲」で1番人気のみを絞り込むように設定

レース検索の場合、デフォルトでは1着馬のみ検索される条件になっています。上記の通り1番人気で絞り込んでいる理由は、1着同着の場合同一レースが2レコード出力されてしまうためです。1番人気が2頭存在することは基本的にないはずですので。

ただTARGETで1日2レースの有無を調べる簡単な方法はないと思います。TARGETでは障害レースの絞り込みのみを行い、あとはExcelでデータ加工します。
以下のとおり設定し、CSVファイルを出力

出力したCSVファイルを直接EXCELで開くと日付の部分が数値化され(001021が1021のように数値になる)見難くなるため、テキストファイルのインポートで行いました。

インポートしたデータに、日付と開催競馬場を一意に表す列を「=B2&"_"&C2」で追加してあげます。

「挿入」タブの「ピボットテーブル」を選択し、
先に追加した列(日付+競馬場)のレコード数をピボットテーブルで集計します。下図のように追加した
列(日付+競馬場)
を「行ラベル」と「値(データの個数)」に指定します。
こんな感じで集計すると、1日2レース行われた場合のデータの個数が2になります。「910406_3京5」というレコードが2013年までで最後に障害2レース行われた日付と競馬場を示すようです。

TARGETで確認して見ると、

確かに1日に障害2レース行われていました。角田晃一、千田輝彦等、今は調教師になっている元騎手の名前もあり、懐かしいです。
障害1日2レースは20年以上ぶりの出来事ということになりますね。
なお、wikipediaによると、
「障害に騎乗可能な騎手が不足気味であり、騎手の確保問題に起因する出走取消も発生している。この問題に鑑み、2014年からは第3場での開催が基本とされることになった。」
ということで、この施策によりローカル競馬場で障害レースが1日2レースということになったようです。障害レース中心のジョッキーとしてはチャンスが増えることになるんですかね。
posted by knaka at 18:34
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競馬雑感
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